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溝の口エリアを藤田くんがレポート-前編-

11月最後の…

 2011年も残り僅かとなってきましたね。神奈川の紅葉はこれからが本番!でも季節としては冬へ…。風邪にも注意の季節、そしてインフルエンザなどもそうですね!うがい手洗いをしっかりして、これからの冬を乗り切っていきましょう!さて11月最後のホームガイド、今回は川崎市高津区溝の口周辺をとりあげますよ!それでは出発!!


今回は溝の口〜!!写真はJR南武線「武蔵溝ノ口」駅ですね!
ノクチな溝の口!!

 溝の口には2つの路線が通っています。1つはJR南武線「武蔵の電車はクロスするように走っていて、駅もペデストリアンデッキ(キラリデッキ☆)で繋がっているので朝夕は乗り換えをする方の多い駅でもあります。

 
 
今回は溝の口〜!!
写真はJR南武線「武蔵溝ノ口」駅ですね!

 ちなみに東急田園都市線は渋谷まで1本で行けるということもあるため利用率の高い電車で、溝の口駅から急行だと約13分、各停でも約17分で到着します。またJR南武線は立川や武蔵小杉・川崎へと行くことができ、やはりコチラも利用者の多いラインです。つまり溝の口はアクセスの良い駅ということで人気の高い、住みたいという方も多い街なんですよ!

 
 
コチラは田園都市線の「溝の口」駅です!
コチラは田園都市線の「溝の口」駅です!

 

川崎市高津区溝の口周辺エリアMAP
よーく見ると…

 2路線が通っている溝の口ですが、駅名・町名がビミョーに違うのを皆さんご存じでしょうか!? まず町名は「溝口」、そしてJR南武線は「武蔵溝ノ口」、そしてそして東急田園都市線は「溝の口」!! おなじ「みぞのくち」と発音するのに、「の」が無かったり片仮名の「ノ」だったりとビミョーに違うんですよね〜! ちなみに今回は「溝の口」という表記で進めていきますのでよろしくお願いします。これは東急田園都市線「溝の口」駅と同じ表記になります。
 ということで「溝の口」駅の事から…開業は1927年の7月。最初は東急田園都市線のみでしたが、線路の複々線化がなされ、2009年から大井町線が延伸してここまで乗り入れるようになりました!
 そしてJR南武線「武蔵溝ノ口」駅は1927年3月開業の駅で、東急線よりも少し早い開業となっています。ちなみに長い間南武線は各停のみの運行でしたが、今年の4月から快速電車の運行が始まり、武蔵溝ノ口駅はその停車駅にもなっているんですよ! これまでは南武線は長く乗っているというイメージがあったんですが少しは払拭できたのではないでしょうか!?

 

高津区溝の口!!

 町名として正確には高津区溝口になります。高津区は川崎市を構成する7つの区の内の1つであり、川崎市のほぼ中央に位置しています。溝の口駅周辺には大規模な商業施設が建ち、区としては住宅街を中心に工場なども比較的多いエリアとなっています。たとえば電子機器メーカーや食品関連の工場、他にも研究施設があったり、世界的に有名な精密測定機器メーカーの本社があったりと、産業・・・企業なども点在しているんですよ! また国道246号や国道409号といった主要道路も通っているので、宅配便などの物流関係の拠点などが設けられているエリアでもあるんです!!

駅前は商業施設も集まっています!!

駅前は商業施設も集まっています!!

 で、溝の口エリアは商業施設が多くて高津区役所もある、区内の中心になっている街でもあるんですよ〜! そんな溝の口といえば…やはり歴史あるアノ街道ですよね!!

 

大山街道の案内図をチェック!!

大山街道の案内図をチェック!!
歩け!大山街道

 溝の口エリアというと駅からも近いところに大山街道が通っています。
 東急田園都市線とほぼ並行に走り、東京は江戸赤坂御門を起点として、神奈川県伊勢原市の大山にある「大山阿夫利神社」を経て、箱根・足柄峠そして甲府や沼津方面へと分かれてゆく道なんです。そもそもは江戸中期になって庶民のブームとなった「大山詣(もうで)」の利用で「大山道」や「大山街道」として有名になった道なんだそうです。有名になる前は東海道や甲州街道の間を江戸に向かう道(脇往還)…脇道的な存在で、その頃は「厚木街道」や「矢倉沢往還」と呼ばれていたそうです。

 ちなみに伊勢原市の大山にある「阿夫利神社」は雨降らしの御利益があるということで、当時は雨乞いの祈願に訪れる方も多かったそうなんです! そして大山詣の時は納太刀(おさめだち)をする習慣があり、自分の背丈よりも長い木太刀を担いでいる参詣者の姿が多くの浮世絵などに描かれているんだそうです!街道沿いの歴史を伝える案内版にも納太刀をして参詣する絵が描かれているんですよ〜!!
 もちろん大山詣以外にも江戸から、あるいは江戸へ色々な物資が通り、旅人相手の旅籠や商家などが軒を並べ、宿駅ともなって賑わったエリア。ココ大山街道は色々な物資はもちろん文化や情報、人々が行き交った「道」ということなんですね〜!!
 現在街道沿いはマンションが増えて、昔の街道筋の面影は少なくなってきていますが、それでも昔ながらの蔵があったり、歴史ある街道ということでお店の前に自身のお店の口上を記した「口上の立て札」などを設置しているお店もあるんですよ!!

 

著名な街道!?

 大山街道沿い・・・溝の口が宿場町で大変賑わっていたという事を書きましたが、大山街道沿いは、国木田独歩が大山街道の宿の主人を本に書いたり、棟方志功が大山街道に住んでいたことがあったり、芸術家岡本太郎がこの地で生まれたりと著名な方々にとってもゆかりの地でもあるというのをご存じでしょうか!? 例えば駅からも近い街道沿いには陶芸家の濱田庄司の記念碑があるんです!! 濱田庄司は1894年(明治27年)に生まれ昭和に入って活躍された陶芸家で、第一回の重要無形文化財「民芸陶器」…人間国宝に認定された方でもあるんです!その方が溝の口の大山街道沿いの和菓子屋だった「大和屋」さんで生まれたということで、その記念碑などが街道沿いにはあるんです!!

国木田独歩の碑。題字は島崎藤村が書いたものだそうです!

国木田独歩の碑。
題字は島崎藤村が書いたものだそうです!

 他にも色々な著名な方…溝の口にゆかりのある方の記念碑などがあるのも街道沿いの特徴になっています!歴史散策も兼ねてそれらを訪ね歩いてみるのも面白いと思いますよ〜!!

赴きのある大石橋…二ヶ領用水路に架かっています! コチラは濱田庄司の記念碑。大山街道が通り、宿場町だったので史跡が多いのも街の特徴です!
赴きのある大石橋…
二ヶ領用水路に架かっています!
コチラは濱田庄司の記念碑。
大山街道が通り、宿場町だったので
史跡が多いのも街の特徴です!

 

コチラが宗隆寺!!
お寺もあるぞ!大山街道!!

 街道沿いにはお寺もあります! それが日蓮宗の宗隆寺!! かつては池上本門寺の末寺であり、古くは天台宗の本立寺と称していたそうですが、1496年(明応5年)日蓮宗に改宗して、現在の宗隆寺になり今に至っているんだそうです! 街道から少し奥に入ったトコロに境内があるんですが、ココでは毎年「御会式(おえしき)」という法会の儀式が秋の10月に行われるのが有名なお寺さんなんです!!

 
コチラが宗隆寺!!

 ちなみに御会式というのは日蓮聖人の命日である10月13日に聖人の追善報恩の為、池上本門寺(東京大田区)をはじめとして日蓮宗の各寺院で行われる法会の事で、宗隆寺では10月の後半で行っているんだそうですが、その御会式が年間を通しても宗隆寺の中で一番大きな法会なんだそうですよ〜!ちょっと一度見てみたいんですよね〜! 残念ながらこの取材に訪れた時にはもう終わっていたんですが来年は見てみたいですね〜!! なお宗隆寺は先ほど書いた濱田庄司が永眠されているお寺でもあります。

 
静かな境内ですね…
静かな境内ですね…

 


 ということで前半はココまで!

この後(12/7号)は、さらに 大山街道を進みあの用水路!
そして高津方面まで
足を伸ばしてみますよ〜!!

お楽しみに♪