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知りたい!住みたい!神奈川県

歴史から今をひもとけば見えてくる。神奈川は伝統と文化に裏打ちされた暮らしやすい街!

 横浜開港以来、日本の近代化をリードしてきた神奈川。そのせいか、ともすれば明治以降の発展ばかりに目が行きがちですが、神奈川の歴史はけして浅くはありません。小京都とも称される鎌倉は、言わずと知れた鎌倉幕府が開かれた地で、12世紀末から14世紀にかけて、名実ともに日本の政治の中心でした。また、戦国時代に発展したのは小田原。北条氏の優れた統治下に置かれ、日本初の水道である小田原早川上水が建設されるなど、日本で最も進んだ都市のひとつであったと言えます。

 そんなバックボーンがあった神奈川だからこそ、近代以降、飛躍的な成長を実現したと見るべきでしょう。外交や貿易の要所となった横浜。産業や工業振興のシンボルとなった川崎。途中、関東大震災や第二次世界大戦の戦禍にも見舞われましたが、戦後の復興はめざましく、急速に都市開発が進み首都圏でも有数の活気溢れるエリアに変貌を遂げました。 ところで、神奈川県の県名は、東海道五十三次の宿場町として栄えた「神奈川宿」に由来します。安政6年の開港に伴い、横浜と近隣エリアの行政を担当する「神奈川奉行所」が置かれ、それがそのまま県名になりました。この「神奈川」という呼び名の起源については諸説ありますが、古文書には「神奈河」「神名川」「上無川」「狩野川」「かの川」等と記載されており、これらが「神奈川」変化したという説が有力です。

北条氏の本拠地として名高い「小田原城」

北条氏の本拠地として名高い「小田原城」

 共通するのは「川(河)」の文字。そのことからも分かるように、海に面しており相模川・多摩川・酒匂川など大型河川も流れる神奈川県は、昔から水運や海運事業が盛んな土地でした。また、陸上交通においても要衝の地であり、「汽笛一声新橋を」の鉄道唱歌でおなじみ、1872年に日本最初の鉄道が開通したのが新橋〜横浜間。現在では、乗り入れ鉄道会社数全国1位の横浜駅を中心に充実した交通網を誇り、県内に住む人々の通勤・通学利便性や生活環境のアップにもつながっています。

桜木橋付近、開通時の横浜駅跡地に建立された「鉄道発祥の地碑」

桜木橋付近、
開通時の横浜駅
跡地に建立された
「鉄道発祥の地碑」
関東大震災の瓦礫を埋め立ててできた、復興のシンボル「山下公園」

関東大震災の瓦礫を埋め立ててできた、
復興のシンボル「山下公園」

 

人口の多さが示す人気度。行政サービスもチェック!

 国土地理院のデータによると、平成22年10月の時点で神奈川の総面積は2,415.86km2.。これは、日本で5番目に小さい県にあたります。その反面、山地の多い西部、沿岸に位置する東部、平野と台地が広がる中央部と、変化に富んだ地形を有しているのも特徴で、それが自然環境の豊かさや魅力的な観光資源を生んでいると言っても過言ではありません。

 また、平成23年5月の統計で総人口は9,058,589人、世帯数は3,865,064世帯。東京都に次いで2番目に大きいこの数字は、多くの人々にとって神奈川が、「ここにマイホームを持ちたい!」と思える場所であることを示しています。そう、神奈川は、単に東京のベッドタウンとしてではなく、県独自の魅力や将来性があるからこそ、支持され続けているのではないでしょうか。

 行政サービスの面から見ると、小学校修了までの子どもの医療費を無料とする小児医療費助成制度を設けている藤沢市、2010年に政令指定都市に移行され、市民への積極的な情報開示や優れた行政サービスで知られる相模原市、社会福祉や環境保護にも力を入れている横浜市など各行政区が工夫を凝らしています。

神奈川県人口統計調査結果
平成23年5月1日現在

 神奈川県内でマイホームを探そうとする際、“どのような行政サービスが受けられるか”、といった点を事前に調べておくことも、必要になってくると思います。

 

そして未来へと続く展望。神奈川は官民一体でさらなる暮らしやすさを実現する街!

 最後に、これから先の神奈川県がどうなっていくのかも考えてみましょう。神奈川では今、県外企業誘致や県内企業の県内再投資を促すために、「インベスト神奈川」の旗印のもとで、産業集積促進方策が進んでいます。平成22年3月までの積極的な取り組みの結果、国が毎年実施する工場立地動向調査において、研究所の件数が全国第1位となるなど、成果を上げてきました。

 今後は、産業や研究機能の集積を活用し、その優位性を確保していくことが課題。そのために平成22年4月から実施されているのが、「インベスト神奈川2ndステップ」です。誘致や成長支援へ力点を移すと同時に、研究機関が連携し、技術開発や革新に取り組むことができるように、整備が進んでいます。

 また、省エネやエコの観点から生まれた、次世代型都市づくりの構想も。これは太陽光発電システムや家庭用蓄電池を全ての建物に導入したり、街中に電気自動車の充電設備を整えたりすることで、街全体で二酸化炭素を削減し、安心・安全な暮らしを実現しようというものです。

 交通の利便性においては、相鉄線西谷駅と、JR東海道貨物線横浜羽沢駅付近を結ぶ連絡線の運行開始が平成27年4月に予定されています。この連絡線を利用して、相鉄線とJR線が相互直通運転を行うようになり、その分所要時間も大幅に短縮。例えば、二俣川駅から新宿駅までは44分とこれまでより約15分も短縮されることになります。川崎から新百合ヶ丘を結ぶ川崎縦貫高速鉄道(地下鉄)の計画もあり、ますます便利になることは間違いありません。

 産業の活性化は自治体運営の基本であり目標と言えます。なぜなら、企業からの税収が増えるほど、福祉や教育も充実し、街づくりに必要な事業が展開できるから。今後も、神奈川からは新しい事業や技術が発信されることでしょう。それに伴って、生活もより快適になり、豊かな社会が実現されるはず。神奈川にはそういう土壌があり、行政も企業も一丸となって地域社会の発展に尽くしているという事実を、まずは知っておいてください。

太陽光発電システムの設置で、環境に配慮した暮らしが実現
太陽光発電システムの設置で、
環境に配慮した暮らしが実現

相鉄・JR直通線概略図

 このように様々な魅力と可能性にあふれる神奈川についてさらに詳しく知るには、不動産会社に足を運ぶのが一番です。今、県内のどのエリアで開発が進んでいるのか、将来性がある街はどこか、不動産のプロの視点からの意見が聞けることでしょう。ぜひ早い段階で不動産会社を訪れ、物件情報だけでなく、県内各エリアの環境や特色について聞き、ベストなマイホームを見つけてください。


さて、次号(7/13号)は「夏到来!我が家でできる節電対策」をお届けします。お楽しみに!!

 

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