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まずは、戸建とマンションのコスト面における違いを確認してみましょう。購入時にかかってくる物件価格以外の費用を比べると、同額の戸建とマンションなら、一般的に購入諸費用は戸建の方が高くつく傾向にあります。これは、戸建はマンションに比べて土地の持分が多いため。土地の分だけ固定資産税評価額が高くなり、それに伴って登録免許税なども上がってくるので、どうしてもマンションより諸費用総額がかさむのです。ローンの適合証明手数料や火災保険料なども、普通はマンションの方が安いと考えて間違いないでしょう。
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ところが、購入後の費用に目を向けると、マンションの場合、戸建では必要のない管理費や修繕積立金が毎月のランニングコストとしてかかってきます。仮に、月々の管理費を20,000円・修繕積立金を10,000円とすると、年間にして36万円。決して安い金額ではありません。また、駐車場料金についても考慮すると、戸建はほとんどの物件にカースペースがあるため、マイカーを買っても特に問題はありません。でも、マンションは敷地内駐車場があったとしても無料というところは少ないのが実情。車を持てば、それなりの負担を覚悟する必要があります。
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ただし、戸建の場合も購入後にローンや税金以外の費用がかからないわけではありません。むしろ、マンションのように管理費や修繕積立金がない分、住まいの維持はかえって大変とも言えるでしょう。建物から設備、外構部分まですべて自己責任で管理するので、費用だけでなく手間がかかり、住まいのメンテナンスについてある程度の知識も必要です。一般的には、屋根なら瓦葺きであれば20〜30年、金属板葺きでも10〜15年で全面葺き替えを行うのが目安。外壁も、必要に応じて点検を行い数年に一度は20〜30万円をかけて補修しておかないと、壁の中にまで傷みが進んで補修に数百万円の費用がかかる、といった深刻な事態を招きかねないので要注意です。
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以上のことから、戸建とマンションのコスト比較はそう単純ではないことがお分かりいただけたのではないでしょうか。毎月コンスタントに維持費が発生する代わりに、共用部分の管理は外部委託できるマンションを選ぶか。戸建に住んで、土地も建物も自分の裁量と判断で責任を持って守っていくか。どちらがより理想のマイホーム像に近いのか、まず考えてみることからはじめましょう。
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