2009年の住み替え成功読本・あなたの年収で買える家 資金計画編|ホームガイド

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あなたの年収で買える家・資金計画編

自分の年収ではいくらまで借りられるのかな? 実際に諸費用とはどれくらいかかるのだろう?住宅購入を考え始めたときに誰もが心配に思うことだと思います。購入時期や年齢などによって諸条件も色々と変わります。

今回は、住宅購入時にかかるお金に対する疑問・資金計画のノウハウを解説します。あきらめずに最適なタイミングで、夢のマイホームgetを実現してみましょう!



住宅購入に必要な費用とは?

結婚して家族ができ、将来を考えたとき、多くの人が「マイホーム」を持ちたいと考えると思います。では、夢のマイホームでの安らぎの暮しを手に入れるためにはどんな費用がかかるのでしょうか?

現在では、住宅販売価格も落ち着いて、比較的購入しやすい価格で推移しています。各銀行も様々な住宅取得をサポートする住宅ローン、及び金利の優遇プランを用意し、マイホームの購入を考える方には追い風が吹いている環境であるといえます。それでは住宅購入にはどのような費用がかかってくるのでしょうか?

住宅を購入するには、物件価格だけではなく、購入に関わる様々な費用が必要になりますので、どんなことに、いくら必要になるのかをしっかりと把握する必要があります。

費用には大きく分けると(1)購入時にかかる費用 (2)購入後にかかる費用があります。

住宅購入時にかかる費用には、物件自体の購入価格以外にも、大きく分けて以下のようなものが必要です。

●売買契約書の収入印紙

● 建物部分にかかる消費税(売主さんが法人の場合や事業者の場合に必要です)

● 登記費用 所有権保存・所有権移転などの登録免許税及び司法書士報酬

● 不動産取得税

● 仲介業者に支払う不動産売買仲介手数料

● 抵当権設定登記費用及び司法書士報酬

● 火災保険料(借り入れ期間中)

● 住宅ローン保証料等(保証料・手数料・契約印紙代)

購入する物件の種別、価格、購入地域によっても若干差がありますが、おおむね一戸建ての場合、購入する物件価格の約7〜10%前後がかかってきます。つまり、3,500万円の物件を購入すると245〜350万円前後が必要ということになります。また住宅ローンを利用して住宅を購入する場合、頭金をいくら入れるかによっても、その後の住宅ローンの月額返済額が変わってきます。頭金は多いに越したことはありませんが、その後の生活維持のための貯蓄とのバランスを考えて、いくらぐらい充当するかを考えましょう。

次に(2)の購入後、すなわち住宅を取得した後は、転居時の引越費用や家具購入費等もかかってきますので、それらを視野に入れて予算を考えましょう。

● 引越し費用  ex:家族4名・移動距離100km以内 ・・・約15〜50万円

● 中古物件を購入された場合
ex1:襖・畳・障子の張替、交換のみの場合 ・・・約20万円程度
ex2:水廻りの改修工事まで行った場合 ・・・約200万円程度

● 照明器具やカーテン・家具などの購入費用 ex:4LDK の一戸建て住宅の場合・・・約30万円〜

また、ご家族の人数や家族構成を考え、教育費や老後の資金確保も視野に入れたマネープランも必要になります。一方で、住宅ローン控除などの減税制度もありますので、還付される金額も確認しておきましょう。

実際に気に入った物件が見つかった場合、不動産会社の担当者に相談してみましょう。自分の資金状況を正直に話すのは照れくさいかもしれませんが、できるだけ正確に伝えて、アドバイスを貰いましょう。

不動産会社によっては、提携銀行による住宅ローン優遇金利を取り扱っているところもあるので、それにより、大きなメリットが出る場合があります。



あなたはいくらまで借りられる?

それでは住宅ローンを使って住まいを購入するとした場合、いくらぐらい借りることができるのでしょうか?

住宅ローンをいくら借りられるかは「返済負担率※」という基準で算出されます。これは銀行によって異なります。将来の収入の変動や家族構成による生活コストの負担率の違い等、可処分所得を確保しながらいくらまで住宅ローン返済に充てられるかをじっくりと考えてください。また、銀行から借り入れをする場合、返済期間は最大で満75〜80歳で完済か、35年間のどちらか短い方で計算します。

借入額が大きい場合、金利が1%違っても、35年間では大きな返済額の違いとなってきます。給与振込や公共料金の引き落とし口座をつくる等で数パーセントの金利優遇が受けられたりしますので、金融機関の担当者と相談してみるのも良いでしょう。また不動産会社によっては提携ローンを用意しているケースがあります。不動産会社の保証による金利優遇によって店頭金利から更に1%以上、優遇されることになります。不動産会社選びのポイントとしても重視したいものです。  ※返済負担率とは、年収に占める年間の住宅ローン返済額の割合のことです。

金利の違いによる1,000万円当たりの月額返済額例    ※35年返済

店頭金利利用の場合 優遇金利(-1.5%)を適用の場合

変動金利 2.475% : 35,616円

0.975% : 28,113円

2年固定金利 3.1% : 39,046円

1.6% : 31,111円

5年固定金利 3.6% : 41,911円

2.1% : 33,642円
記載された金利や返済額は、銀行や購入時期によって異なります

1,000万円当たりの住宅ローンの金利1.5%の違いが、月々7,500円以上の差となって現れてきます(優遇金利適用の場合)。つまり年間約9万円、35年間では約315万円が変わってくるということになります。繰り上げ返済や、頭金を多めに入れる等借入額自体を減らすことと合せて計画することがポイントと言えます。

 

いくらの住宅に手が届く?

さて、最終的に気になる「いくらの物件が購入可能か?」という問題ですが、前述のように将来を考えて借り入れ可能額を計算した場合、借り入れ可能額に加えて、別途諸経費を考える必要があります。

年収500万円世帯で、優遇金利を利用して金利0.975%、3,800万円の新築戸建住宅を35年ローンで返済する場合、モデルケースとして、下記のようなシミュレーションになります。

住宅購入価格:3,800万円

住宅ローン(35年):3,800万円(優遇金利適用 0.975%) 月額返済額:106,827 円(ボーナス返済なし)
※別途諸経費が必要。借り入れ可能額には個人差があります。 詳しくは担当者にお問合せ下さい。

住宅ローンを利用する時は、頭金も多めに入れた方が月々の負担が減り安心ですが、貯蓄や購入時期のバランスも考え、頭金の金額を決定しましょう。ただ最低限、諸経費分は用意したいもの。検討時には、購入後の生活コストや貯蓄も考えて住宅購入価格を考える必要がありますね。

 

ライフサイクルを考えたマイホーム購入

この様に、借り入れ可能額から考えると、低金利の今、購入できる物件の幅はかなり広がると言えます。

3,800万円の住宅ローンを借り入れた場合、35年返済、金利0.975%のケースでは、毎月の返済額は106,827円。年収500万円の世帯では可処分所得を考えても購入しやすい状況と言えますが、これ以外に年間の固定資産税や火災保険なども必要です。お子様の教育費や交際費、老後の貯蓄等を考え、ご家族毎のライフサイクルを考えた住まい探しが必要だということになります。

住宅を維持するためのランニングコスト 

●固定資産税、都市計画税

●火災保険

●リフォームや修繕の費用

●草木の手入れや保全のための費用 など

●管理費や修繕積立金(マンションの場合)

せっかく苦労して探し出した理想のマイホーム。ずっと幸せに暮らしたいものです。そのためにも担当の営業マンにどんどん相談をして、理想の住まい探し、マイホーム購入計画を立ててください。

表記されている店頭金利及び優遇金利は借り入れる金融機関や融資時期によって異なります。適用される金利は融資実行時のものとなり、表示されている金利・返済額と異なる場合があります。

理想のイメージの物件像を不動産会社の担当者に伝えるのと合せて、毎月支払うことが可能な返済額を冷静に相談することで、購入についての的確なアドバイスを貰えるでしょう。


次号(11/4号)の特集は
「自分基準の住まいをみつける」をお届けします。
お楽しみに!

 

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