2009年の住み替え成功読本・建売住宅でも、ここまでできる|ホームガイド

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マイホームを持つならやっぱり戸建て! でも注文住宅を建てるには資金的にちょっと厳しい。やっぱり建売住宅かな?
でも立地は気に入ったけど間取りやプランがちょっと…。これが一般的に建売住宅に対して持つイメージではないでしょうか? ちょっと待った! 最近では建売住宅でも設備や仕様が「えっ? これが建売りなの!」という住宅がたくさん出てきています。

今回は、「ここまでできるの?」とびっくりの今時の建売住宅についてご紹介します。あきらめずに夢の一戸建てのマイホームを探してみましょう!



一言に建売住宅と言っても分譲形態によっていくつかのパターンが有ります。一般的に言われる「建売住宅」とは、分譲会社(事業主)が建売り用地を購入し、その上に独自に設計・企画した建物を建てて、販売するものをいい、事業主が決めた仕様の規格住宅となります。購入する際には仕様やデザインが決まっていますが、事業主による資材の大量発注や高度なコスト計算によって販売価格の割に高性能・高仕様の物件も数多く見受けられます。各住宅設備メーカーも供給戸数が多く、信頼のできる事業主とは積極的に業務提携をおこない、最新の設備や機能を持った住宅設備が標準装備となっているプラン等も数多く供給されています。

しかし、新聞に折り込まれる広告や住宅情報誌の中には、時々「セレクトプラン付分譲住宅」とか「建築条件付売地」といった表記の物件が見受けられます。これらはどういったものなのでしょうか?

「セレクトプラン付分譲住宅」は、おおよその建築仕様の変更はできませんが、建築確認で許可されている範囲内で、内装・設備の好みのセレクトプランが選択できる建売住宅です。例えば、建具のデザインや色、床の素材、外溝のデザインなどが数種類のプランから選択できるというものです。一概に建物を全て好みの仕様に変更しようとしても、価格やデザイン等一般の購入者には選定しづらいので、気に入った建築プランの住宅の色やデザインの選択ができるということでも、かなり嬉しいシステムと言えます。

これに対して「建築条件付売地」とは、購入時には更地(建物が完成していないだけではなくプランも決定していない)で購入し、その後一定期間内に売主指定の業者と建物を建築する契約を結び、建物の仕様等を確認して施工発注するものを言います。

これ以外に宅地として分譲し、建物の建築請負契約を別途結び戸建てを建てる、いわゆる「売り建て」というケースもあります。


ここ最近の建築技術の進歩や施工会社の業務提携先の多様化によって、いわゆる建売住宅でもバリエーションに富んだ外装デザインが採用できたり、オール電化や床暖房を標準装備した物件が見受けられるようになってきました。

東京ガスのエコキュートや東京電力のオール電化住宅、ミストサウナ付きの浴室や24時間換気等一昔前では注文住宅でもなかなか標準装備ではなかったものが購入しやすい建売住宅にも導入されています。

■最近分譲された建売住宅で見受けられた設備仕様

※装備されたことのある設備等で、全ての分譲住宅に装備されている訳では有りません。

◆20年メンテナンス保証
法律で義務化されている10年間の長期保証に加えてさらに10年間保証するもの

◆新省エネ対応住宅
1992年告示の省エネルギー基準に対応する質の高い省エネ住宅のこと(※)

◆家具・照明器具・カーテンレール付き
ダイニングテーブルやソファ、照明器具およびカーテンレール等が標準仕様に含まれる

◆オール電化対応住宅
給湯をエコキュート、調理加熱をIHヒーターで対応し、オール電化を実現

◆床暖房(LD)装備
一般にはTES式ですが、オール電化対応は電気が熱源、温水式ならエコキュート等

◆防犯ガラス仕様
2枚のガラスの間に強靭で透明な膜をサンドイッチした構造で、高い防犯性を発揮

◆食洗機・浄水器付システムキッチン
ニーズの高い食洗機や浄水器をシステムキッチンに組み込んだ一体型

◆浴室換気乾燥暖房機装備
システムバスに多機能型換気設備を設置、乾燥暖房機能によって洗濯物を乾燥

◆温水洗浄便座装備トイレ
装備するのが当たり前となった温水洗浄便座

◆カラーTVドアホン装備
訪問者の様子や顔などがチェックできて防犯にも役立つ設備

◆ホームセキュリティー
警備会社のホームセキュリティーシステムを装備

(※)新省エネ基準よりもランクアップしたのが1999年告示の次世代省エネルギー基準

建物が竣工して、入居してしまってからでは取り付けにくい備品は、購入時に組み込むことにより、使い勝手だけではなく、住みやすさにも大きく影響してきます。

各地域で数多くの分譲住宅を供給している建売会社の場合、備品メーカーと業務提携をしているところも多くあるので、チェックしてみてください。

 

また最近では、一度、建築確認を申請し、着工する前なら、施工会社や事業主によってはプランや仕様を変更して施工してくれる場合があります。物理的に変更ができない場合や別途費用がかかる場合も有りますが、購入時期が早く、仕様変更ができる場合(着工前等)は、相談してみましょう。

また、意外と狙い目なのが建売りもやっているけれど、自社で注文住宅を建てていたり、商品ラインナップを持っている事業主(工務店)の場合、高度な仕様変更や設備のグレードアップが可能だったりします。

担当者と相談することで逆に変更可能なプランを提案してくれる場合もあります。いずれにしても、工事が進んでしまっていたり、完成に近づいていたりすると仕様変更は物理的にできないので、早い時期に購入申込をすることが前提です。

一生のうちでも最も高価な買い物とも言われるマイホーム。できるだけこだわって、満足度の高い住まいを手に入れたいものです。

 

この様に、一般の「建売住宅」でも「注文住宅」や「デザイナーズ住宅」に近い「こだわりのマイホーム」を手に入れる人が増えてきていますが、購入時点での着工状況や、どこの事業主の物件なのか?どのようにプラン変更、仕様のアップグレードを依頼できるのかなど、事業主との相談タイミングや経験がポイントとなってくるとも言えます。従って、自分なりの理想の住まいのイメージや、是非装備したい設備等の知識量を増やすだけでなく、建物に関する知識や、施工技術の高い建売会社と取引の多い仲介会社に相談することが、理想のマイホームGetに重要なポイントになると言えます。

多くの建売会社の物件を扱っている仲介会社では、それぞれの得意分野や特徴的なデザイン、得意な供給エリア等熟知していますので、希望の住まいの条件を伝えることで、その分野に強い建売会社の物件を探してくれます。

理想のイメージの物件像を仲介会社の担当者に的確に相談することで、間違いのない建売会社を選定し、購入についての的確なアドバイスを貰えるでしょう。

仲介のプロである担当者は、一見デザイン的に優れていても住み心地が悪い仕様のケースや失敗した購入事例等も熟知しているので、きっと満足のいく物件を紹介してくれるでしょう。

いかがですか?一言に建売住宅と言っても様々な仕様、設備が採用されており、あなたの暮らしにぴったりな住まいを探すことができるようになってきました。

住まい選びの際に間取りプランや立地条件と同じくらいに、担当の営業マンに相談して理想の住まい探し、マイホーム購入計画を立ててください。


さて、次号(10/7号)の特集は
「男のクッキング 休日シェフで家族を喜ばそう」をお届けします。
お楽しみに!

 

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