2009年の住み替え成功読本・あなたはどっち?戸建派・マンション派編|ホームガイド

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戸建のメリットといえば「庭があること」を挙げる人が多いと思います。庭や敷地内に無料で駐車できるケースが多く、大好きなペットも飼うことができます。

建物のプラン変更やリフォームが自由にできるし、子供たちの声もあまり気になりません。共用のエントランスや廊下で、他人
とすれ違うこともないので自宅での気楽さは特筆すべきものがあるでしょう。

もちろん、戸建にもデメリットはあります。

1戸当たりの土地面積が大きくなるので、都心部や駅の近くで購入しようとすると物件価格が高額になりがちです。

住宅が密集する地区では日当たりが悪くなったり、建物面積が大きくとりにくくなってきます。

「戸建」の特徴

(1) 敷地も住宅も自分の所有物
住宅の修繕・増築・建て替えなどが自由にできます。敷地の利用も自由です。
※敷地が借地の場合もあります。(定期借地権付分譲住宅など)

(2) 敷地も住宅も自分で管理
増改築や建て替え、庭づくりなど自分の好みに合わせて自由に行い管理します。

■戸建のメリット・デメリット

<メリット>
●ガーデニングや家庭菜園の楽しみがある。
●ペットが自由に飼える。
●隣の家に生活音などあまり気を使わずに済む。
 (子供のたてる音にも気を使わずに済む。)
●リフォームや建て替えが自由にできる。
●車が玄関に横付けでき、大きな買い物をしても便利。
●自由に設計できる。(大きな間取りも可能)

<デメリット>
●郊外の住宅地が多い。
●価格がマンションより高価な物件が多い。
●窓が多く防犯上の心配がある。
●庭の草取り等メンテナンスがある。
●2階建てや3階建ての場合、高齢者には階段の
  昇り降りがきつい。


一方、マンションのメリットですが、別名を「共同住宅」というように、ひとつの建物に多くの世帯が暮らすという点が、戸建とは
大きく異なります。複数世帯が集まって住む良さは、なんといっても限られた土地を有効に使えるという点にあります。それだけ
住宅が密集した都市部に向いているわけですから、駅に近い便利な場所でマイホームを持てる可能性が高くなるのです。また、住む人が多ければ「規模のメリット」が活かせるので、1住戸当たりの負担をあまり重くせずに共用スペースや付帯施設などを充実できることになります。

「マンション」の特徴

(1) 専有部分と共用部分がある
玄関ドアから内部の住戸部分は専有部分(自分のもの)、廊下・階段やエレベーター、駐輪場など外側は共用部分(マンション全住民のもの)。

(2) マンション住民同士で守るルールがある
共用部分の利用方法、ペットの飼い方などが管理規約で定めてあります。

(3) 毎月、修繕積立金・管理費・駐車場代を負担する
マンションを長期に維持保全するため行う修繕積立金、エレベーター点検費、警備費、管理委託費などに充てる管理費、駐車場代を負担します。

(4) みんなでマンション管理組合に加入
管理規約の改定など、相談して物事を決めるために、購入者全員が加入します。

■マンションのメリット・デメリット

<メリット>
●駅の近くや街中に建つ物件が多く、交通の便、
  買い物、通勤等に便利。
●セキュリティ体制が充実している物件は、
  防犯上の安心感が高い。
●高層階は、眺望が良い。
●住戸部分は、フラットなワンフロアーの場合が
  多く、移動が楽。
●共用部分の清掃などは、管理会社に委託して
  ある場合が多いのでしなくても良い。

<デメリット>
●隣接住戸に迷惑をかけないよう生活音等に気を使う。
  (2重床、2重天井など、防音・遮音構造の物件もある。)
●管理組合への加入とルール遵守のわずらわしさ。
●管理規約の改定や建て替えのときの意見集約が
  難しい場合がある。
●ペットの種類や飼育方法に制限がある。
●修繕積立金・管理費・駐車場代がかかる。


下記のグラフは、国土交通省が毎年実施している「土地問題に関する国民の意識調査」の中で、望ましい住宅形態についてアンケート調査したものです。 平成7年以降都市部へのマンション供給ブームもあってかマンションを希望するユーザーが増加傾向にあったと言えますが戸建を希望するユーザーは常に7割以上を占めていて、マイホームとしての戸建人気がうかがえます。

また、土地価格も安定してきており、戸建が買い易くなったことも大きな要因だと考えられます。

では実際に資産性を考えた場合、戸建とマンションはどちらが有利なのでしょうか?

一般的に木造の戸建は築後25年すると価値が無くなり、土地だけの値段となります。従ってマンションに比べ土地価格の安価な地域にある戸建の場合、購入時と比べて資産価値が目減りしていく可能性が高くなります。

また、水回りが一度悪くなって修理するとマンションの1年分の管理費くらいかかります。外壁の補修費や庭の補修費用等を考えると、いざという時の出費は高額となります。

一方、マンションは好立地の物件であると経年による価格の下落が比較的少ないケースがあります。しかし、駅から遠い物件だったり、管理状態が悪い場合、むしろ資産価値的には低く見積もられるケースもあります。新しいマンションではオートロックや管理人という、戸建では難しい近代的なサービスが受けられます。防犯にも配慮されている物件も多いので安心して生活できます。

いずれの場合でも立地や設備仕様、管理状態等で変わってきますので、注意が必要です。


さて、今回は戸建、マンションそれぞれのメリット・デメリットを比較して考えてみました。

あなたは「戸建」と「マンション」のどちらに住みたいですか?住まい方には、様々な違いと、それぞれの特徴がありました。都心で、駅に近いところで便利な生活を求めるのか?庭いじりやリフォームなど、自由度が高い家で生活したいのか?それぞれのライフスタイルの大きな違いと、メリット・デメリットに自分自身の優先順位をつけてご家族のライフスタイルと家族構成を考え、そのうえで、自分が戸建に向いているのか、それともマンションに向いているのか、じっくりと考えてみてください。不動産会社の担当者に相談してシミュレーションしてみることもお勧めです。冷静なプロの経験からあなたのライフスタイルにあった住まいをきっと紹介してくれるでしょう。

人生で最も大きな買い物と言われるマイホーム。後悔しないように決めたいものです。


さて、次号(6/24号)の特集は「大きく節約! 快適エコライフ」です。
お楽しみに。

 

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