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史上最大の住宅取得促進税制の導入でスタートした2009年。物件価格の相場も落ち着いてきている現在、マイホーム取得の好機と言える条件が整いつつあると言えそうです。前回「購入」か「賃貸」かという大命題について考えてみたこのコーナー。いよいよ購入を決意したその時、実はマイホーム取得の過程で最も重要なプロセスと言える、「如何にして希望条件に合った物件をキャッチするか?」というテーマについて考えてみました。


人生における一大イベントとも言える「マイホームの購入」。ご家族皆さんの夢の実現でもあり、「海が見える住まいがいい!広いリビングの住まいがいい!」など様々な希望と願いがあることと思います。しかし、いざ物件情報を見てみると「希望通りの物件がなかなか見つからない....」「希望にかなう物件は高額で手が届かない.....」など、思い通りにはいかないものです。普段お勤めのあるご主人はそうそう毎日物件を見に行けないし、週末の短い時間だけではなかなか満足のいく情報収集もしにくいものです。限られた時間で、人生最大の買い物であるともいえるマイホームを、上手に見つけることができるか、ポイントをまとめてみました。

■インターネットや広告媒体を上手に活用して、効率よく情報収集し、相談する不動産会社を決める。

今や時代はインターネット。不動産会社各社や大手ポータルサイトに数多くの物件情報が掲載されています。じっくりと時間をかけて検索して相場や情報豊富な不動産会社を選定することができます。

■情報の宝庫「物件概要」を詳しく見よう!

「物件概要」には、所在地や交通アクセス、価格、面積などなど、物件の基本的なデータがまとめて載っています。価格や最寄駅だけでなく、その物件の特徴や注意事項が備考欄に載っているので細かく読み込みましょう。逆に物件概要がほとんど掲載されていない物件は要注意!購入前にきちんと確認しましょう。

■希望エリアの情報が豊富そうな不動産会社に相談する

思い切って地域の情報が豊富な不動産会社に相談してしまうのも手です。自社ホームページに豊富な情報を詳しく掲載し、しかも、頻繁に更新されている会社は、エリアの情報に精通している可能性があり、理想の物件に出合える可能性があります。

 

次に重要なポイントは、ご家族皆さんの希望条件、絶対譲れないポイントなどを、物件見学前にきっちりと整理しておくことです。物件を実際に見に行くようになると、希望条件を整理して正確に不動産会社の担当者に伝えないと、担当者も的確に物件を探せず、結果、希望条件にあった物件を紹介してもらえません。また、現地でご家族それぞれの気に入るポイントが違ってしまい、決断できないなんてケースも。

そうならないために、事前に、希望条件のなかでも優先順位をつけておくことをお勧めします。優先順位が高いのは「建物の広さ」なのか「駅までの距離」なのか、「住環境」なのか、といったことです。こういったポイントを整理しておくことで、より希望条件に合った物件を探せますし、実際に物件を見学した時に素早く判断できるのです。

■ご家族それぞれの希望条件を事前に再確認しておく

■希望条件の優先順位を事前に整理しておく

■購入可能な諸条件(予算や返済額等)を確認する

 

希望エリアの物件価格の相場や希望条件が整理できたら、地域の物件情報が豊富な不動産会社を実際に訪問してみましょう。同じ地域で長く営業活動をしている会社や店内にたくさんのお客様がいる会社は、情報が豊富で経験や実績がある会社である可能性が高く、安心です。

また、ショールームやホームページで豊富な物件情報を公開している不動産会社は情報の鮮度や内容に気を配っているケースが多いので、希望の物件が見つかる可能性があります。

不動産会社選びのポイント

■豊富な情報(物件情報・資金計画ノウハウ等)を持っている

ホームページに数多くの物件情報を掲載していたり、物件の展示場やショールームを持っている不動産会社は情報が豊富で効率よく情報収集ができる場合があります。

■会社の規模や経営状態が安定している、営業マンが明るく、元気

経営が安定している会社は営業マンもゆとりがあります。押し付けがましい営業や暗い雰囲気の会社はやめておきましょう。

 

次にいよいよ物件見学です。不動産会社の営業マンに物件を案内してもらう際には、希望条件の優先順位を詳しく説明し、物件を事前に選定しておいてもらいましょう。良い物件はすぐ売れてしまうので、限られた時間内で効率よく、希望条件に合った物件を探す必要があるからです。

また、物件情報は「たくさん見ればいい」という訳ではありません。相場を知るためにある程度の物件数を見ることは良いかと思いますが、結局、購入可能な物件の中で希望条件にいかにマッチした部分が多いかがポイントとなります。

漫然と数多くの物件を見ても迷うだけですし、そうしているうちにも良い物件はどんどん売れてしまいます。希望条件に合った物件を効率よく紹介してもらい、素早く見学して決定していくことが重要になるといえます。つまり担当者とのコミュニケーションが非常に大切だということになります。

物件見学時のポイント

■希望条件の優先順位を考えながら見学する

事前に整理して優先順位をつけた希望条件を意識しながら現地を見ていきましょう。物件広告の物件概要も細かくチェックしましょう。

■あまり多くの物件を見すぎるのも考えもの

たくさん物件を見ればいいという訳ではなく、ポイントを絞って不動産会社の担当者に案内してもらいましょう。
不動産は縁のもの。フィーリングも大事にしましょう。

 

希望の物件が見つかったら素早く決断しましょう。あなたが見て「いい物件」と思う物件は他の人が見ても「いい物件」と思うものです。決断をためらったことで理想の物件を逃したという人も多くいます。事前に希望条件を整理しておくことで決断もしやすくなる訳です。

決断し、購入の申込をしたら、いよいよ資金計画です。全額現金で!というゆとりのある方は別として、多くの方は住宅ローンを組むこととなるでしょう。住宅ローンの返済はほとんどの場合が長期間の返済となり、ゆとりを持って返済額を考えないと返済が行き詰まるケースも出てきます。

将来ご家族が増えて、お子様の教育費等支出が増えることもあるので、慎重に計画することが重要です。不動産会社によっては金利優遇が受けられる特別提携ローンを用意しているケースもあるので、担当者に相談してみましょう。年利1%の金利優遇でも3,000万円の住宅ローンを組む場合、35年返済を考えると総額600万円以上の差が出てきます。

また、購入する際に必要な諸経費や引越の費用、新居の家具等の購入等の費用もかかってくるので、あらかじめ調べておく必要があります。いずれにしても、経験豊富な担当者に相談しながら進めていくことが「希望の物件と出合い、夢のマイホームを手に入れる」ポイントであり、そのような不動産会社、担当者と出会うことが大切だと言えます。

 

※本文中に記載の借り入れ条件等については、
ご利用される方の個人の諸条件であてはまらない
ケースがあります。
詳しくは不動産会社担当者にご相談ください。

 
さて、次号(5/27号)の特集は「知らないと損する瑕疵担保保証制度」です。
お楽しみに!
 

 

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