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まずは引越に都合のいい日をピックアップし、引越会社と相談して日取りを決定します。その際、引越会社の繁忙期を避けるのが料金を安くするコツ。時期・時間をちょっと変更するだけで引越料金は、大きく変わってきます。例えば3〜4月は、進学や就職など新生活に備えての引越シーズン。引越会社にとって繁忙期なので、料金が高くなります。また、休日よりも平日の方が安いことも知っておきましょう。引越の時期や繁忙期などは、引越会社に事前に聞いておくといいでしょう。

 

引越に際しては、必ずしなければならない公的な手続きがありますので、引越す前によく理解しておきましょう。

(1)住民登録
現在届出の区役所・市町村役場にて「転出証明書」を交付してもらい、新住所地の区役所・市町村役場に提出します。転入の場合、転居後14日以内に届出する必要があります。

(2)印鑑登録
転出証明書の交付がすんだら廃止届を提出します。

(3)国民年金手帳
居住地が変わっても手帳自体は変わりませんが、新住居で転入手続きを
するときは必ず持参し、住所の書き替え手続きを行いましょう。

(4)国民健康保険証
転出証明書の交付を受ける時に返納し、新住所にて新たに交付手続きを行います。

(5)犬の登録
地域によって異なりますが、区役所・市町村役場に印鑑を持参し、廃犬届(住所変更)を提出します。移転先で旧鑑札を渡し、再登録の手続きを行います。

(6)転校手続き
公立小中学校の場合、転出届で「在学証明書」「教科書給付証明書(小学校)」の発行を受け、新住所地区の区役所、市町村役場に提出を。

(7)郵便物転送依頼
郵便局へ転居届を提出すると、郵便物は1年間、自動的に転送してもらえます。

(8)運転免許証
同一管内は住民票と免許証を用意すればいいだけですが、他県への移転は写真も必要になります。所轄の警察署に届出します。

(9)自動車の登録変更
車庫証明、自動車検査証、住民票、実印を用意して移転先の陸運事務所に持参します。15日以内の届出が必要です。

(10)その他
電気、ガス、水道、新聞、電話などの移転手続きも、忘れず行いましょう。

 

引越会社を決めるまでは、見積もり依頼⇒見積もり⇒値段交渉⇒比較・検討⇒契約と幾つかのステップを踏むことになります。また、引越日に近づけば様々な手続きなどで忙しくなりますので、引渡し日がほぼ決まればアクションをおこすことをお勧めします。見積もりは、料金やサービスなどを比較するためにも複数の業者でとることがベストですので、そういった面からも余裕をもって行っておきたいものです。

 

新居での家具などのレイアウトを事前に考えておくことで、引越作業の軽減につながります。それにより、不必要になる家具などがわかることもあります。ゆえに、まずは引越先の間取り図を入手しましょう。そして、例えば1:キッチン、2:リビング、3:寝室といったように、部屋に番号をつけます。具体的に、使っている家財道具それぞれについて、新居での置き場所を決めましょう。間取り図にイラストを書き込み、引越当日、業者にコピーを渡すとかなり効率的な作業ができます。

引越す前に新しい家用にと買ってあったソファーや家具、電化製品などが新しい家の希望の場所に狭くて置けない、サイズが合わないというケースは、意外と多いもの。設置場所やサイズなどは事前にチェックしておくといいでしょう。

 

引越の前に、新居に何を持っていくかを決める必要があります。実はこれは、非常に大きなポイントです。まず、新居の収納スペースと現在の荷物の量を照らし合わせます。実際に荷造りをしてみると、荷物の量は予想以上に多い場合がほとんど。いざ新居に持って行っても収納する場所がなく、片付けが一向にはかどらない、なんてことも…。ですから、必要なもの、不要なものをしっかり分け、収納スペースに見合うものだけを持っていくようにしましょう。例えば捨てるかどうかを迷った時は「1年使わなかったものは一生使わない」と考えてみてはどうでしょうか。不必要なものは、思い切って処分することをお勧めします。引越は、捨てるチャンスでもあるのです。

 

不必要なものを処分する際、売れるものは極力売りましょう。方法として、まずは不用品の買取サービス会社の利用があります。捨てるつもりのものを買い取ってもらい、お金にして引越費用や家具や家電製品代に充てることができます。持ち運べない大型の不用品でも、出張買取サービスを行っている業者もあります。また、インターネットオークションやフリーマーケットに出品するのもいいでしょう。場合によっては、思わぬ高値で売れる可能性もあります。

ちなみに、家電や家具などを廃品として処分する場合は、有料がほとんど。処分する時は、各地方自治体を利用すれば比較的安くすみます。処分の方法や料金は、各自治体の清掃局などに問い合わせるといいでしょう。

荷物を少なくし、料金を抑えるには、日ごろからシンプルな生活を心がけることも大切。不要になりそうなものはすぐに処分するようにしておけば、引越の時あわてずにすみます。

 

荷造りにはいくつかのセオリーがあります。以下をぜひ理解しておいて下さい。

○普段使わないものから優先的に梱包する。例えば、本・シーズンオフの衣類・普段使用しない食器・物置の中身から箱詰めするとよいでしょう。重い物は小さな箱に、軽い物は大きな箱に。

○外から見て中身がすぐにわかるよう、段ボールの側面にマジックペンでしっかりと書き込んでおく。特にグラスや食器類が入った段ボールには「ワレモノ」などの注意書きを大きく記入しておく。

○玄関から一番遠い部屋の、普段使用しないものから順番に梱包していく。それぞれの荷物に「すぐに開ける」「日常生活に必要」「いつでもよい」など、優先順位をつけて書いておくと便利。箱詰めは、部屋ごとに行うと引越後の手間が省ける。

○最低限の生活必需品や食器、工具類、洗面道具、タオルなど、引越直後に使うものは「最初に開封するもの」と書いてまとめておく。

○重い物、例えば本などは大きな箱でなく、小さな箱に分けて詰めること。

○ダンボール箱の隙間には注意を。隙間があいていると、箱の中で荷物が動いて破損する危険が。中で荷物が動かないよう、新聞紙などを緩衝材として詰める。

 

割れ物、特に食器類の扱いには気を使いましょう。食器を入れる際に重要なポイントは以下です。

○皿は立てて、コップ・茶碗は伏せて入れる。 ○大きく重いものから始め、上段にはなるべく軽い物を入れる。 ○食器が中で動かないように緩衝材を入れる。

荷造りにおいて、割れ物は新聞紙でくるむとかなりの量の新聞紙を運ぶことになります。そこでダンボールの一番下にバスタオルを敷き、お皿の間にはタオルや靴下などの衣類を隙間なく入れるといいでしょう(一番上まで詰めてダンボールを揺らしても動かない状態がベスト)。

 

家電製品には、扱いに気をつけねばならないものが多くあります。

○冷蔵庫、洗濯機
輸送中に水が出てくるので、中身は前日までに空にして電源を抜き、霜取りをして、下の受け皿に溜まっている水を捨てておく。洗濯機も同様に水を抜き取っておく。

○テレビ、オーディオ、パソコン
本体とコードは別々に荷造りし、コードに番号を付けるなどして引越先で現状復帰できるようにしておく。取扱説明書を一緒にしておくと便利。パソコンは万一の場合に備え、ハードディスク内のデータをバックアップしておきたい。

 

近所へは、できれば前日に挨拶に行きましょう。そして旧居の掃除ですが、引越をすべてすませた後で改めて行くことができるなら、何もない部屋を掃除した方が作業もはかどります。それができない場合は、引越前日までに目に見える部分の掃除は完了しておきましょう。フローリング床や畳の他、キッチンや洗面所、風呂場など水回りは特にきれいに。

そして新居ですが、そう遠くない場所で行き来が可能なら、荷物を運び込む前にフローリング床や畳、棚や押入などをきれいに掃除しておきましょう。一度家具や家電を置いてしまうと、その下を掃除するのは大変です。そして近所への挨拶は、できるだけ早くすませましょう。必要な挨拶の品は、引越前に用意しておきます。石けんやタオル、お菓子、お茶、洗剤などが定番で、相場は近所には500〜1000円程度が一般的です。よく問題になるのが「どこまでが近所の範囲か?」ということ。一般的に「向こう3軒両隣」といいますが、マンションなどの場合は階上階下の部屋にも挨拶しておきます。庭を接する裏の家がある場合、そちらにも挨拶をした方がいいでしょう。

 

ラクラクお引越で、快適な新生活を

いかがでしたか? 今回は引越にまつわるさまざまなコツをレクチャーしましたが、新しい家での快適な新生活をスタートさせるには、引越作業はできるだけスマートに行いたいものです。

また、引越会社に関しては、不動産会社でも紹介が受けられますので、住宅の購入時に相談をしてみるのもいいでしょう。


次号(10/15号)の特集は「教えます! あなたにぴったりのローン金利」です。お楽しみに!!

 

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