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家を買うことと切っても切れない関係にあるもの。それは住宅ローンです。おそらく、マイホームはあなたの人生の中で、最も大きな買い物。それだけに、多彩なチョイスができるよう、金融機関もさまざまなプランを用意しています。では、たくさんの中から自分に合ったローンを選ぶには、どうしたらいいのでしょう?
ここでは、最適なチョイスを行うために注意すべきポイントをレクチャーします。

三井住友銀行 ローン事業部
 
 
事業開発グループ 杉本さん
  事業推進グループ 宮本さん

問い合わせ先/三井住友銀行 URL/http://www.smbc.co.jp
TEL/0120-56-3143(ダイヤルの後に、サービス番号■3■♯を入力後、■3■♯をお選び下さい)
受付時間/平日8:00〜21:00、土・日・祝日9:00〜21:00 (1月1日〜3日と5月3日〜5日を除く)

まず、あなたと家族の今後のライフプランを作ろう

「住宅ローンには実に多様な選択肢があります。そのため、どんなものが適しているかについては、人それぞれで異なります。そこでまず大切なのは、今後のライフプランをしっかりと立てることです」(杉本さん)。今の仕事の展望に始まり、例えば今後何年間共働きをして、子供は何人をどんな風に育てたくて、いつごろどれぐらいのお金が必要になって、何年後に退職金がいくらぐらい入ってきて…といった実際のプランをしっかりと練ること。実はそれが、住宅ローン選びの第一歩。そこから金利や返済方法について具体的な検討に入っていくのがベストです。


金融機関についての知識を持ち、しっかり事前調査を

極めて大ざっぱな言い方になりますが、住宅ローンを扱うのは民間の金融機関と住宅金融支援機構の二つです。住宅金融支援機構では、一部の例外を除いて、直接借り入れの申し込みを受け付けることはありません。そのため、直接の窓口は基本的に民間の金融機関となります。民間の金融機関とは都市銀行を始めとし、地方銀行、信用金庫、信用組合、労働金庫、そして信販系、ノンバンク系のローン専門会社、また最近ではインターネット系金融機関もあります。それぞれに審査の条件や金利、金額の上限下限、そして各種手数料の金額が異なりますので、注意が必要です。表面的な金利の高さや低さだけでなく、金利の変動の仕方、そしてその他のサービスなど、全体的な仕組みを理解した上で選びましょう。「金利だけでなく、返済方法やローンにかかる諸費用などは、金融機関によって特色がありますので、注意が必要です。そして意外と重要なのが、金融機関がアクセスしやすい場所にあるかどうか。初めてのご相談からご契約まで、ご来店いただく場合もありますし、お借り入れ後も、利便性のある金融機関がいいですよ」(宮本さん)。また、自分で調べる際に役立つのがインターネット。最近はさまざまなローンを実際に比較検討できるサイトもあり、多くの人がネットを利用して事前調査しているようです。


金利のチョイスは、メリット・デメリットをよく考えて

住宅ローン最大の関心事が、金利。どのように金利を設定するかによって、トータルの支払金額は大きく変わります。金利にはどんなタイプがあり、それぞれにどんな長所と短所があるかを把握すべきでしょう。金利には全期間固定金利型、変動金利型、一定期間固定金利型の3つのタイプがあり、それぞれに特徴があります。「最近まで金利が低いところで落ち着いていましたが、景気の回復などにより、将来金利が上がるという予測のもと、全期間固定金利型を選び、返済額を安定させようと考える方も増えてきました」(杉本さん)。

一方、変動金利型や一定期間固定金利型には、例えば返済用預金口座を給与やカードの引き落とし用に指定したりすると金利が優遇されるといったサービスが付く場合もあるので、それぞれのメリット、デメリットをよくみながら考えましょう。「三井住友銀行では、どれか一つのタイプに決めてしまうことにリスクを感じる方のために、全期間固定金利型と、変動金利型または一定期間固定金利型を組み合わせたミックス型のプランもご用意しております。その大きな特徴は、低金利時のメリットはやや抑えられる代わりに、金利上昇時に支払い負担が増えるリスクも抑えられるということ。経済環境や金利動向を見ながら、その時の状況に応じ、フレキシブルに繰り上げ返済(内入れ)していくことができるというメリットがあります」(宮本さん)。



 ボーナス返済は要注意!

かつては、ローンの半分をボーナス返済にするケースがポピュラーでした。しかし最近はボーナスの支給額に変動があるケースが増えているため、ボーナス返済の割合を大きくするケースは減っているようです。ボーナス返済は1回あたりの返済額が大きくなりますから、もしも何かあった場合、動きが取りにくいものです。ボーナスはプラスアルファと考え、むしろ繰り上げ返済の資金と考える方が安心感があるでしょう。


返済方法と期間、金額の目安を把握する

住宅ローンの毎年の支払額は、年収の20〜25%以内が一つの目安といわれています。ただしこれはあくまで目安。今後の生活設計をよく考えて決めましょう。そして、重要なのが返済方法。住宅ローンの毎回の返済額は元金と利息を合計したものですが、返済方法には元利均等返済と元金均等返済の二つがあります。それぞれの違いをよく理解しましょう。

また、気になるのが返済期間。「返済期間を延ばすことは通常できないので、最長期間で組んで、そこから収入の動きも考慮しながら繰り上げ返済(内入れ)を繰り返す方が多いですね。その際に注意したいのが手数料。

繰り上げ返済(内入れ)を行うと1回あたり手数料がかかります。でも最近は無料にしている金融機関もあります。例えば私どもの場合、繰り上げ返済(内入れ)手続きをインターネット経由で行うと銀行取扱手数料がかかりません。繰り上げ返済(内入れ)が手軽にできるかどうか、そして、その際の手数料がいくらかかるのか。それは最近の住宅ローン選びの大きなポイントになっていますね」(杉本さん)。


借りる時にかかる諸費用を把握しておこう

決して見逃してはならないのが諸費用です。住宅の購入費以外に、各種税金や手数料、転居にかかわる費用などが必要になります。諸費用の合計額は一般的に、新築住宅で物件価格の3〜5%、中古住宅で物件価格の6〜8%が目安といわれています。これらは事前に用意してもいいですし、ローンに含めることができる場合もあります。また、例えば取扱手数料などは金融機関により開きがありますので、しっかり確認したいところです。

また、ローンの借入にあたり、団体信用生命保険への加入が原則必要となります。団体信用生命保険とは、銀行を保険契約者とし、銀行からローンを借りている借主を被保険者とする保険契約。借主が保険期間中に死亡または所定の高度障害状態になった時、銀行が生命保険会社から受け取る保険金を借主の返済に充てる仕組みです。

(表3)住宅購入時にかかる諸費用の例
ローン保証料 ローン借入の際、保証会社の保証を受けるために必要な費用
保証会社手数料 保証会社に支払う事務手数料
固定金利のための手数料 一定期間固定型及び全期間固定型を選ぶ場合に必要となる手数料
火災保険料 建物にかける保険料
地震保険料 加入は任意。
(一般的に、地震を原因とする火災の損害に火災保険は適用されません)
印紙税 売買契約書、建築請負契約書、ローン契約書に必要な印紙代
登録免許税 登記の際にかかる税金
登記手数料 登記手続きをした場合の司法書士への報酬
不動産仲介手数料 仲介会社を利用する場合の手数料
不動産取得税 土地・建物を取得した場合の地方税
修繕積立基金 マンションなどで将来の大規模修繕などの費用の一部となる
水道加入金 建売住宅の購入時などに必要な水道メーター設置にかかる費用
引越し費用 新居への引越しをする際に必要な費用
耐久消費財購入費 転居にともない、カーテンや照明、エアコン、電化製品などを
購入する際に必要な費用
団体信用生命保険料 住宅ローンの借入にあたって加入する生命保険の費用

 ガンと診断されたら、ローン残高が0円に!

ガン、急性心筋梗塞、脳卒中は三大疾病といわれ、日本人の死因の約6割を占めています。働き盛りでかかってしまう人は少なくなく、治るとしても長期の入院を余儀なくされ、経済的にも大きな打撃を受けてしまうものです。そこで三井住友銀行が提案しているのが、「三大疾病保障付住宅ローン」。金利は通常より高くなりますが、例えば、借り入れた方がガンと診断された場合、住宅ローン残高が0円となります。いざという時に住宅ローンを気にせず治療に専念でき、病気が治った後もローンを返済する必要はありません。さらに5つの重度慢性疾患(高血圧症、糖尿病、慢性腎不全、肝硬変、慢性膵炎)に対する保障もあります。ご利用にあたっては所定の条件がありますので、詳しくは三井住友銀行〔80120-56-3143(ダイヤルの後に、サービス番号■3■♯を入力後、■3■♯をお選び下さい)、http://www.smbc.co.jp〕へお問い合わせを。


知識を得るとともに、プロのアドバイスも参考に!

住宅ローンにはさまざまな種類があり、最適なものを選ぶのはなかなか難しいもの。まずはあなたのライフプランをしっかりと作った上で、必要な基礎知識をインプットしていくのがコツです。その際に気軽な助けとなるのが、物件を扱う不動産会社。いきなり銀行に行きづらいという人は、不動産会社の担当者に気軽に相談してみましょう。物件探しだけでなく、予算や住宅ローンの資金計画などについて、豊富な知識に基づいたアドバイスをしてもらえます。また実際にローンを組む際の手続きを手助けしてくれたり、提携金融機関から特別な金利優遇をうけられるなど、多くのメリットもあります。自分に合った住宅ローンを選ぶために、これらを活用してみてはいかがでしょうか。


次号(10/3号)の特集は「これだけは知っておきたい!  お引越しの常識&マナー」です。 お楽しみに!!

 

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