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国税庁は8月1日に、2007年(平成19年)分の路線価を発表しました。
それによると、全国平均は昨年よりも『8.6%』上昇。昨年度は『0.9%』で14年ぶりに上昇に転じましたが、今年は昨年を上まわる上昇率で、さらに大きく拡大しています。主な要因としては、東京、大阪、名古屋の三大都市圏が30%以上と大幅に上昇したためです。このように路線価上昇により物件価格は上昇傾向にあります。これから不動産を購入しようと考えている方々は今回の緊急レポートを是非ご参考にして下さい。

バブルの再来!?

8月1日のニュースや新聞の報道などで皆さんもご存じの事と思いますが、国税庁が公表した2007年(平成19年)分の路線価が2年連続で上昇しました。

〔宅地の平均路線価の動向〕

3年連続上昇

東京都

2年連続上昇

愛知県 ・ 大阪府 ・ 京都府 ・ 千葉県

上昇 神奈川県 ・ 埼玉県 ・ 滋賀県 ・ 兵庫県
福岡県 ・ 北海道 ・ 宮城県
横ばい 愛媛県 ・ 岡山県 ・ 静岡県 ・ 奈良県
下落率縮小 26県
下落 5県

全国平均では前年より『8.6%』も上昇し、地価の回復が加速しています。都道府県庁所在地では、前年より5都市多い20都市で上昇しました。上昇率をみると20%を超えたのは、前年の東京、名古屋に、札幌、仙台、横浜、神戸、福岡などが加わって9都市になり、大阪40.3%、横浜35.9%、名古屋33.9%、東京33.3%の三大都市圏のみならず、仙台30.1%、福岡29.3%、札幌25.4%など地方圏の中核都市でも路線価は急上昇しています。

路線価日本一は、東京都中央区銀座5丁目で前年より33.3%も上昇。1平米当たり2,496万円となり、1989年(平成元年)の水準にまで戻りました。商業地とはいえ庶民から見ると、なんとも気が遠くなる数字です。


首都圏の再開発が牽引

バブル並みの上昇を記録した背景には、千代田区丸の内や大手町、中央区銀座や江東区豊洲、渋谷区などでの再開発に加え、マンションの建設ラッシュが拍車を掛けています。この建設ラッシュに伴い、豊洲に住む人々を「キャナリーゼ」「キャナリーマン」などと呼び、マスコミが話題を取り上げるくらい注目を浴びるようになっています。事実、2年前に新築された当時5,000万円で購入できたマンションを現在売却した場合の売却価格は7,000万円位するそうです。
あまりの都市部の価格の上昇にデベロッパー、不動産投資信託(Jリート)や不動産ファンドなどが地方の中心都市にも投資の対象を広げているのが現状です。

但し、地方の中でも二極化が進んでいるのも現状で、北海道や宮城県の投資額は前年同期比の50%増以上に対して、島根や山形などは投資物件がほとんど無い状態にあります。


今後の住宅ローン金利は…

ここ何年間は、低金利・地価デフレに後押しをされ、マイホームの購入の目安とされる【年収の5年分】で手が届く範囲で供給されていた物件価格も、2007年(平成19年)上半期の一戸当たりの平均販売価格は首都圏で約4,700万円に達し、年収の5年分では…というような状況です。

物件価格の上昇のみならず、心配なのが住宅ローンの金利上昇です。ある都市銀行では、今年7月までの住宅ローン審査金利が3.7%であったのに、今月(8月)からは住宅ローン審査金利を4.1%に引上げました。

年収400万円の人が先月(7月)であれば3,130万円借り入れ可能だったのに対し、今月の住宅ローン申し込みだとマイナス160万円の2,970万円の借り入れになってしまいます。上記表〔35年返済でいくら借り入れが出来るか?〕は、審査金利による住宅ローンの借り入れ限度額を表したものですが、実質の住宅ローン金利も上昇傾向にあり、頭金を貯めるスピードより価格やローン金利の上昇の方が早いのが現状です。

銀行によっては、現在キャンペーン金利を展開している銀行もあります。但し、このキャンペーンも長くは続かないでしょう。都心でマイホーム購入をお考えであれば、今が最後のチャンスなのかもしれません。

〔35年返済でいくら借り入れが出来るか?〕

 

審査金利

審査金利

審査金利 審査金利

差額
(審査金利3.70%と
4.10%を比較)

年 収

3.70%

3.90%

4.00%

4.10%

400万円

3,130万円

3,050万円

3,010万円

2,970万円

△160万円

500万円 3,920万円 3,810万円 3,760万円 3,710万円 △210万円
600万円 4,700万円 4,570万円 4,510万円 4,450万円 △250万円
700万円 5,490万円 5,340万円 5,260万円 5,190万円 △300万円
800万円 6,270万円 6,100万円 6,020万円 5,940万円 △330万円
900万円 7,050万円 6,860万円 6,770万円 6,680万円 △370万円
1,000万円 7,840万円 7,630万円 7,520万円 7,420万円 △420万円

路線価急上昇! 買うなら今!

“路線価急上昇! 買うなら今!”と題してお届けしました今回の緊急レポート。
物件価格と住宅ローン金利はますます上昇傾向にあるという点から、不安に思われた方も多いかと思いますが、これから購入をお考えの方は、是非この機会に不動産会社に相談に行かれることをおすすめします。希望する物件や物件価格・住宅ローンの相談はもちろんのこと、不動産会社によっては金利面で優遇が受けられるなどのメリットがあるところもあります。不動産会社選びも、賢く住宅購入をする重要なポイントです。
買うなら今! 夢のマイホームへの第一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか?


次号(9/5号)の特集は、「不動産のプロに聞く・失敗しないマイホームの買い方」です。 お楽しみに!

 

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