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 皆さんの周りにもいませんか?「家を買いたいな〜」といいながら何年も賃貸住まいの人(あるいは自分?)。資金の都合が付かないわけでもないし、ときどき物件を見にいったりもしているのに、なぜか購入までたどり着けない人(自分?!)。では、“購入成功組”と“まだ買えない組”では、何が違うのでしょう。成功組の方にお話をうかがうと、よく耳にするのが「家を買うのって恋愛とか結婚みたいだよね」という言葉。確かに考えてみると、家を購入しようと決めてから、理想の家を求めていろいろな物件に巡り会って、最終的に購入したマイホームで家庭を作っていくというのは、結婚と似ていると言えますよね。そこで、今回は“マイホームと幸せな結婚”をするためのコツを、順を追ってご紹介しましょう。



 
「広くて、便利で、日当たりが良くて、静かで、おまけに安くて…」漠然とした憧れから希望を挙げていくと、切りがなくなるのは当然のこと。これでは現れるはずのない白馬の王子様を待ち続けるのようなもので、永遠にマイホームを手にすることは出来なくなってしまいます。まず大切なのは、何のために家を買うのかという目的をハッキリさせることです。
 まずライフスタイルを見直してみて、どんな住まいが自分たちに合っているのかを考えてみましょう。結婚して子供を持ちたい、ゆくゆくは親と同居するつもり、といった将来の生活の変化を想定しながら、どんなふうに生活したいかをイメージしてみてください。「あんな家に住めたらいいな」という憧れではなく、「こんな家に住みたい」という目的意識を持つことが、理想のマイホームを手に入れるための第一歩なのです。
   
   



   目的が確認できたら、次はしっかりとした希望条件です。目的がしっかりしていれば、それに合わせて自然と条件は絞られて来るはず。例えば「落ち着いた環境で子供を育てられる家」が目的なら「子供がのびのび遊べる一戸建て、便利さよりは環境の良さを重視しよう」とか、「夫婦2人で、お互いに仕事をしながら暮らす家」が目的なら、「間取りは2LDKぐらいで便利なところ、駅の近くに一戸建てが少なければマンションでも…」といったように、どれがより重要かを考えながら、それらの希望条件に順番を付けてみましょう。もちろん予算も重要な条件の一つになるでしょう。
 不動産会社の営業の方は「条件に優先順位を付けていただくことで、お客さまがどんな物件を希望されているのかが、よりハッキリと見えてくるんです」と話してくださいました。購入された方からも「条件を整理して重要な順に並べてみると、自分が欲しい家が具体的になって来た」という声も多く聞かれます。求めるマイホームの姿を具体的なものにする“条件の順位付け”は、住まい探しでの常識といっていいほど大切なステップなのです。
   
   



   家は大きな買い物ですから、あなた一人もしくは、夫婦だけの問題というわけには行かないことも多々あります。家族で暮らす家は、それぞれが快適だと思えるものでなければなりませ んし、住宅ローンを組んで計画的に返済していくためには、必ず家族みんなの協力が必要になります。家を買おうと決めたらまず、“家族会議”を開きましょう。みんなで希望を出し合って、予算なども含めて方向付けをしておけば、迷ったり悩んだりすることの多い住まい探しのプロセスが、きっとスムーズになるはずです。逆に、家族の意見調整ができていないと、住まい探しがもめ事の原因にもなりかねませんし、なかにはご夫婦の意見調整が出来ないまま不動産会社に相談に行って、店先で夫婦喧嘩!なんてことになる方も。親御さんに何も相談をしていなかったことで話がこじれて、結局家の購入そのものが出来なくなってしまったという若いカップルの例もありました。
 情報の収集や物件の比較検討が、マイホームの購入のための大事なステップなのは言うまでもありませんが、その前にあなたの家族やご両親とよく話し合って、みんなが満足できる、共通の目的を確認しながら住まい探しを進めましょう。
   



 

 よく住まいを探している方から「まだ物件を見たりない」という声を耳にします。もし、そんな風に感じたときは、「じゃあ何件見れば満足なのか?」と自分に問い返してみましょう。きっと答えは出ないはずです。多くの物件を見れば、それだけ良いものに出会えると考えるのは大きな間違いです。それどころか、あなたにとって満足できる物件を探すという本来の目的を見失うことになってしまいます。
 家を買うということは、この世に一つしかない物件との巡り会いです。一般的に良いといわれる条件で物件を採点して、得点が高いほうがいい家だと考えるのは、見た目の良さや収入だけを見て、結婚相手を選ぶのに似ていませんか。たとえば一般的にマイナスの条件とされがちな敷地延長がある家でも、その部分を車や自転車を置くスペースとして活用したい人にとっては、プラスになります。また、毎日自転車で移動したい人には不向きな高台も、眺望の良さを第一に考える人にはピッタリの物件、といったこともあるでしょう。杓子定規に見ることには、殆ど意味がありません。あなたにとって本当に価値在る物件を手に入れるためには、一般的な基準に当てはめるのではなく、あなたの目的と希望に照らして見ることが大事なのです。




 順位付けができていないと、どの条件も同じように大切に見えてしまうもの。その結果、一つでも条件を満たしていないと自分にとってベストな物件ではないと判断してしまいがちです。しかし、最初に確認したとおり、すべての条件を満たす物件など、注文住宅でもあり得ないのです。相手のアラ探しばかりしていては、うまく行かない恋愛と同じです。ここがイマイチ、あそこさえ良ければとマイナスの評価をするより、自分が上位に挙げた条件に合うかどうか、プラスを探す目で物件を吟味しましょう。




 実際マイホームを購入された方にお話をうかがうと、数件の物件を見ただけで決断したという方が多いのに驚かされます。「やっぱり最初に見たあの家がよかった」と思っても、もう人手に渡ってしまっているということも少なくありません。こうなってしまっては、結婚してしまった相手にかなわぬ片思いを続けるようなもので、自分自身の幸せな結婚は望めませんよね。「もっとたくさん見れば…」という幻想を捨てなければ、永遠にチャンスを逃し続けることにもなりかねません。もし最初に見た家があなたの希望にピッタリだったとしたら、あなたはたった1件しか物件を見なくても、最高の住まいを手に入れることになるのだということを忘れないで。

   
   
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   いよいよ実際に物件を探すとき、あなたはどのような方法で行いますか? インターネットや不動産情報誌で情報収集をするという人は増えていますが、やはり不動産会社に足を運ぶのがいちばんの近道です。不動産会社にはインターネットや情報誌には出ていない、たくさんの物件情報が集まっているし、何といっても頼りになる不動産のプロがいます。  不動産会社をあなたと物件の間を取り持ってくれる、仲人と考えてみてください。現代の結婚ではなくなりつつある仲人も、不動産の世界では絶対不可欠な存在なのです。あなたが目的や予算、希望をシッカリと伝えれば、不動産会社は仲介のプロとして、あなたの目となり耳となり、手足となって、希望に合う物件情報を探してくれるはずです。不動産会社との適切なコミュニケーションによって、あなたは自分の代わりにプロの目で物件情報を吟味して届けてくれる、心強いパートナーを得ることになるのです。





 いくらプロとはいえ、不動産会社はあなたのことを知らずに力になることはできません。そのために不可欠なのがコミュニケーション。「いつになっても不動産会社がいい物件を紹介してくれない」と思っている人の中に、実は希望条件をちゃんと不動産会社に伝えられていないという人が案外多いのです。さらに、しっかりした不動産会社に住宅ローンの相談をしたのに、完済していない別のローンや借り入れがあることを伝えていなかったため、あと一歩で購入というところで銀行の融資を受けられず、購入が白紙に戻ってしまったという例さえあるのです。プロに力を発揮してもらうためには、何でも話せる信頼関係を作ることも大切なのです。

   
   

  いうしっかりした目的を持って、確実にステップを踏んでいけば、きっと満足できるマイホームにたどり着けるはずです。忘れてはいけないのは、住まいには、人と同じようにひとつひとつ個性があって、本当の意味で比べることは出来ないということ。ゴールは人からうらやましがられるようなナンバーワンの豪邸を持つことではありません。あくまでも自分や家族が楽しく暮らすための、自分たちの希望に合ったオンリーワンのマイホームを手に入れてください。


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